2020.07.01
ご意見・ご要望
意見箱の回答
平素は当園の運営にご協力を賜り、誠にありがとうございます。
本年6月26日付で、意見箱に匿名で下記のような内容のご質問をいただきましたので、以下のとおりご回答いたします。ご質問ありがとうございました。
【ご質問の内容】
今このコロナ禍にプールをされるのは本当に大丈夫なのですか?
公共、教育機関でプールの中止が相次いでるのですが
他の保育園でも今年度は中止だと聞いています。
ソーシャルディスタンスを保てるのでしょうか?
もし何かあった場合はどうなるのですか?
一度保護者の皆様にもアンケート等でプールをするかの確認をとられないのでしょうか?
園内の消毒等はどうなってますか?
意見の掲示版に回答お願いします
【ご回答】
[プールについて]
まず、今年度における学校(幼稚園を含む)の水泳授業の取扱いについては、文部科学省・スポーツ庁から、「プール水の遊離残留塩素濃度が適切に管理されている場合においては、水中感染のリスクは低い一方、水泳の授業においては、児童生徒の密集・密接の場面が想定されるため、様々な感染リスクへの対策を講じる必要がある」として、下記➀~⑦を踏まえて水泳の授業を実施することは差し支えないとの考え方が示されています。
➀衛生基準に基づくプール水の遊離残留塩素濃度の遵守及びドアノブ等児童が手を触れる箇所のこまめな消毒
②体調がすぐれない児童の参加見合わせ
③児童に不必要な発声をしないよう指導するとともにプールに一斉に大人数の児童が入らないようにする
④手をつなぐなど児童が密接する活動の回避
⑤更衣室の少人数利用と消毒の徹底
⑥児童が使用する私物の取り違えや貸借の回避
⑦➀~⑥の対策についての学校内共有と児童保護者の理解を図る
次に、八尾市内の私立保育園・認定こども園においては、アンケート調査の結果、今年度のプール活動については、従来よりも規模を縮小してプール活動を行う又は水遊び(水を貯めずに実施する点で、水遊びとプール活動は異なります)を実施する園が、全体の約9割を占めています。
以上を踏まえて、当園では、コロナウイルスの感染防止に留意しつつ子どもたちの活動体験を重視する観点から、この時期にしか出来ない体験として、今年はプールではなく「水遊び」として保育に取り入れさせて頂くことといたしました。
具体的には、クラスごとに水を入れ替え、終了後はシャワーを浴びて皮膚を清潔にしてから新しい下着、Tシャツ、ズボンに着替え、食事をすることにします。クラス全体ではなく、グループ等、少人数で一度に入るという方法を取り、子どもたちが密接することを避けるようにいたします。そして、手洗い、うがい等は今まで通り生活習慣として身につけることができるように指導いたします。
昨年のように毎日プールに入ることはできませんが、水遊びをしない時はシャワーを浴び、着替えをすることで肌の清潔を保ったり、衣服の着脱が一人でできるようになることを目指しています。
なお、水遊び活動は、強制ではありません、保護者の方から水遊びを希望しない旨のお申し出をいただければ、水遊びに参加しない子ども達と一緒に別の保育を行います。
現時点での当園の方針は以上のとおりですが、大阪府下でコロナウイルスの感染者が大幅に増加するなど、状況が変化した場合には、方針を変更することがあります。
以上につき、保護者の皆様のご理解ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
[園内の消毒等について]
以前からお願いしています毎朝の検温については、厚生労働省より通達があり、発熱があった場合については、平熱に戻ってから24時間ご家庭で様子を見て頂いてから登園という方法を取らせて頂いております。
園内消毒は、プロトクリンアクアという、皮膚に優しい次亜塩素酸を主成分とする除菌消臭水(厚生労働省から注意喚起が出されている次亜塩素酸ナトリウムの原液または希釈液とは異なります。)を、機器を用いて空間噴射し、薄めた液で手の消毒、机・いす・おもちゃ・床・ドアノブ・おむつ替えマットを消毒しています。また、これから暑くなりますが、マスク着用による熱中症を防止しつつ、ウイルス感染を防止するため、職員にはフェイスシールドを配布し着用させております。
ご回答は以上です。引き続き当園の運営にご協力を賜りますようお願い申し上げます。